この一週間

色々あって、グログ更新できず。

でも、本やら映画は地道に読んだり観たり。

この一週間で本を6冊、映画を4本見ました。

〜本〜

☆会社の同僚から『バッテリー』シリーズを借りていて読破。著者はあさのあつこ

中学1年生にも関わらず、唯一無二の球を投げる原田巧と、同級生で、巧の球に魅せられ覚悟を持って挑むキャッチャー長倉豪、その他新田東中学野球部や横手中学野球部達の成長物語。

読む前は、スポ根感動系かと思ってましたが、私が甘かった。

少年達の野球に挑む不屈の精神を垣間見ました。


☆車椅子の物理学者、スティーヴン・ホーキングと娘のルーシー・ホーキング共著の『宇宙への鍵』の続編、『宇宙に秘められた謎』を、買ってからずっと本棚に閉まってあったので引っ張り出しました。

宇宙人から謎のメッセージが送られてきたという女の子のアニー。イギリスにいる主人公のジョージをアメリカまで呼び出し、宇宙人がいるかどうか確かめに行こうと誘う。宇宙への扉を開くスーパーコンピュータ「コスモス」に、火星やタイタン(土星の衛星)連れて行ってもらうが、そこには意外な人物が待ち構えていた・・・。

『宇宙に秘められた謎』は、主にブラックホールについて言及されていたが、『宇宙に秘められた謎』では、「宇宙には、地球のような星や地球以外の生命体がいあるのか」という、人類最大の問いを主題としている。

SFでもあり、科学書でもあり、宇宙への入門書でもある。第三部作。最終章は2011年に発売予定。今からとっても楽しみです。

☆著者・重松清『流星ワゴン』で感動の涙。

テレクラにはまって、外出を繰り返す妻。中学受験に失敗し、学校でいじめに遭い引きこもりになった息子。

永田一雄、38歳。リストラに遭い失業中。末期ガンで倒れた事業家の父の見舞いに行き、「御車代」で、小遣い稼ぎをしている。

「死んじゃってもいいかなぁ。」

ふとそう思って顔を上げると、駅前ロータリーに、一台の赤いオデッセイ。

5年前に交通事故死した父と子が乗るオデッセイに拾われ、不思議な旅が始まる。

これはもう、傑作でした。サイテーでサイアクな現実でも、戻る勇気を持ったカズ。
涙なしには読めません。話が入り組んでて、ファンタジックなんだけど現実性があるからうそ臭くならない。


〜映画〜

☆「おくりびと

地上波初でテレビ放映されていたので、観ました。

石文、素敵です。

☆「色即ぜねれいしょん

ひと夏の青春キラリなトキメキ感を頂きました。

☆「普通じゃない」

ずっと観たくて観れなかった作品。今回観れてよかった。若い時のキャメロン・ディアスユアン・マクレガーがかわいい。

設定も、天国社会で、天使が上司から、「この二人をくっつけろ!できなければずっと下界にいろ!」という命令をされ、何とか社長令嬢のキャメロンと、キャメロンの父親の会社からリストラをくらうユアンをくっつけようと一生懸命なところがおもしろかった。

☆「ヒューマン・ネイチュア」

監督はミシェル・ゴンドリー。ホルモンバランスにより、小さい頃から体毛の多く、自然で暮らしていた経験から本を出版し、ヒットする女性ライラと、自分を猿だと思い込んでいる野生男と、テーブルマナーがコンプレックスでネズミにテーブルマナーを覚えさせようとしている博士のお話。オチに目を見張りました。



眠くて、映画の感想がおざなり。どれも素敵な作品でした。