クワイエットルームにようこそ

昨日から貧血で会社をお休みしているmiqulonです・・・。

バファリンのCMソング ♪「頑張りたい〜のに頑張れない」を身をもって体験中です。

そんな内田有紀さん繋がりで、「クワイエットルームにようこそ」を見ました。

http://www.quietroom-movie.com/

脚本・監督、松尾スズキの同名小説の映画化。

見る前は、破天荒な物語なのかなーって思ってたんですが、意外と最後はしんみり。

むしろ、精神科病棟を、おもしろおかしく演出している部分もあるんだろうけど、結構忠実に再現されていると感じました。


目が覚めると、真っ白な部屋の中に両手・両足を固定され、酸素マスクをした状態だった28歳・フリーライターの明日香(内田有紀)。

看護師の江口(りょう)が入って来、状況を説明。なんと精神科の女子閉鎖病棟に運ばれたというのだ。

3日前、大量の睡眠薬とアルコールを飲み、意識不明状態に。

自殺願望のある女はまた繰り返すという事で、彼氏のてっちゃん(宮藤官九郎)の了解の下、精神科へ入院したという。

そこには食べたいのに食べられないミキ(蒼井優)や元AV女優で過食症・娘から勘当されている西野(大竹しのぶ)など個性的な入院患者がいた。

西野の嫌がらせから明らかになる、明日香が精神病棟へ来た本当の理由とは・・・。


キャストがすごく個性的な人たちばかり。本当に少しだけど、最初の担当医・松原医師として庵野監督がっ!

クドカンの些細なセリフとか動きとかがおもしろい。その他にも「クスッ」と笑ってしまう要素がちりばめられている。

唯一まともで一足先に退院していった、明日香と相部屋だった栗田(中村優子)が、外の世界の事を「シャバ」と言っていたけど、本当に刑務所と同じ感覚で「シャバ」って使いたくなるよなーって思った程、舞台となっている緑山精神病棟はおもしろおかしく、また入りたくはない。

ちょい役で妻夫木くんも出てました。

                                                                                                                          • -

クワイエットルームへようこそ」:2007年。日本。監督:松尾スズキ。キャスト:内田有紀宮藤官九郎、りょう、蒼井優