スイミング・プール

フランソワ・オゾン監督の「スイミング・プール」を見ました。

8人の女たち」でもそうだったけど、どうしてこうも女の内面的な争いをうまく描けるのか。

ストーリーは、ロンドン在住のミステリー作家・サラが愛人関係である出版編集者ジョン

から、自分の所有するフランスの家で作品を書いたら、と薦められる。ジョンの家である

フランスの家に行くサラ。そこでジョンの娘と名乗るジュリーが突然やってきて・・・。



結局、私のような凡人には最後のオチがあまり理解できなかったけれど、作品自体は個人的にとても好きな内容でした。


人物を変えて、同じ構図を撮っているのに、全く違う意味合いになったり、鏡を使った演
出がとても上手だな〜と思いました。


プールを鏡にしたりとか。肌のクローズアップで、妖艶さや年齢差、嫉妬をさりげなく表現できていると感じましたー。


フランソワ・オゾンの「エンジェル」も観たいなーと思っております。




スイミング・プール」:2003年、イギリス・フランス製作。監督、フランソワ・オゾン キャスト、シャーロット・ランプリングリュディヴィーヌ・サニエ